煙草入れには粋な根付(ねつけ)を!

落語でも、浮世絵でも、江戸時代といえばたばこ。たばこと言えば、煙草入れ。そしてその煙草入れなどにつけて歩くのが粋とされた根付(ねつけ)。

今の私たちが、スマホに好きなストラップを付けて歩くのと同じようなものだと思うのですが、そこには手作りの小宇宙があるんです。。。

最初は、煙草入れなどを落とさないために帯に引っかけるためのものだったようなのですが、それがどんどん江戸の「粋」な旦那衆や「鯔背(いなせ)」な兄さんたちによって、高みに上って行ったんだと思います。

徐々に派手になっていく江戸時代の町民文化から生まれた日本人ならではの、細かくて考え抜かれた工芸品ですね。

仏教をモチーフに特化した根付を紹介している「仏像ワールド」で、こんな根付を見つけました。
鎌倉時代の国宝を模した、龍燈鬼立像を座らせて少し変形させて根付に作ったのだそうです。
龍燈鬼(りゅうとうき)は、口を閉じ、腹前で左手で右手の手首を握り、右手は上半身に巻きついた龍の尻尾をつかみ、頭上に乗せた燈籠を上目づかいににらんでいます。口を大きく開けた天燈鬼(てんとうき)と、阿吽で表現されたものだそうです。

下の写真をクリックして表示されたページでは、後ろ姿も見られます。

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